縁起
日龍峯寺について
仁徳天皇の昔、両面宿儺が開基、行基菩薩が伽藍を整えたと伝えられる。鎌倉時代尼将軍政子の時、伽藍再興され栄えたが、室町末期の戦乱にて悉く焼失。その後、佐藤氏よる復興をへて江戸時代には尾張藩の保護を受けた。美濃清水と称される檜皮葺の本堂は寛文十一年(1671)に再建された。
【両面宿儺の伝説】『飛騨国に人あり、宿難という。その人なりは、一つ骸にして両の面あり。面各そむけり、頂き合うて項なし。各、手足あり。その膝ありて左右に剣をいて、四の手並て弓矢を用う。』見所
国重文 多宝塔
この多宝塔は鎌倉尼将軍が建立した唯一の建造物であり、国の重要文化財に指定されている。また、4月17日は当寺の開基、秘仏両面宿儺像開扉となる。総開帳期間中に重なる年もあるので、併せて参拝できる。
アクセス
【車の場合】関市より県道58号を東進、旧武儀町に入り約300メートルほどで左折、高沢観音口より約3キロで山頂駐車場へ。電話: 0575-49-2892 住所: 関市下之保4560
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