縁起
美江寺について
第四十四代元正天皇の勅願によって開創せられ、開基は勤操和尚である。本尊は脱乾漆十一面観世音菩薩にて、もと伊賀国名張郡伊賀寺に安置されていたのを、美濃本巣郡美江寺の里に移した。木曽、長良、揖斐の三大川に囲まれ長年洪水に苦しんだのを哀れみ、その救済のためと伝えられる。養老七年(723)七堂伽藍が出来上がり、大和高市郡久米寺の善無畏三蔵を導師として盛大な落慶供養が行われ、美江寺と名づけられた。美しい長江の意味から美江寺の名が出ている。
見所
美江寺まつり
千数百年の伝統を持つ。中心行事は「猩々投げ」と「餅投げ」である。猩々とは大秘法の霊験により示現した翁の姿で、投げられた一片でも奪い取り身に付ければ、当年の諸願成就、厄除開運疑いなしと信ぜられた。
アクセス
【車の場合】名神高速道・岐阜羽島ICより40分。境内または道路に駐車可。電話: 058-262-6793 住所: 岐阜市美江寺町2-3
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