縁起
鹿苑寺について
かつては天台寺院であり、廬山大悲院と号す。安元元年(1175)に創建され、開山は覚阿上人である。山号は覚阿上人が修行された中国の廬山霊隠寺という名刹に由来し、霊隠寺の恵遠大師を勧請始祖とされた。残念ながら其の後の事跡五百年間は不明である。寛永四年(1628)に清泰寺第四世の梁屋和尚が荒れ果てた堂宇を改め、その約五十年後の貞享二年(1687)に梁屋和尚の弟子蜜厳和尚が禅道場を発願し、元禄元年(1688)に現在の大悲院が創建された。寛保二年(1742)に鹿苑寺と改号された。
見所
県重文 聖観世音菩薩
寺伝によれば、聖徳太子御作仏として伝えらえる。古来より秘仏として、17年目毎に、開扉修行すると記録に残っている。毎年2月18日は、初観音の大祭を勤めている。観音堂では、観音菩薩と共に四天王と韋駄天を祀る。
アクセス
【車の場合】東海北陸道・美濃ICより国道156号線を経由して10分。普通車10台。大型車は門前の県道に駐車。電話: 0575-33-2071 住所: 美濃市立花955
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