縁起
龍福寺について
龍福寺は、弘治三年(1557)当時この地を治めていた加治田城主 佐藤紀伊守忠能公が妙心寺四派の一つである龍泉派の天猷玄晃禅師を招いて開山された。佐藤忠能公は、元は齊藤方の家臣であったが信長に与し、信長の美濃攻略に大いに貢献する。後の関・加治田合戦にて嫡男忠康を失い、齊藤道三の末子利治を養子として迎えたのち隠居した。龍福寺は、この地方の中核寺院として栄え、宝永三年(1706)に本堂、宝暦三年(1753)に総門、寛政十二年(1800)に山門、書院、庫裏が再建されている。
見所
室町時代の雲版
雲版とは、禅寺の庫裏にて合図として打ち鳴らす道具である。龍福寺の寺宝である雲版は、嘉吉三年(1443)景就の作であり、県の文化財に指定されている。他に寺宝として、池田恒興公の遺品がある。
詳しくは 龍福寺ホームページ へ
アクセス
【車の場合】東海環状自動車道・美濃加茂IC、富加関IC、両インターより10分。駐車場あり。普通車30台可。大型車は参道入り口付近に一時停車。電話: 0574-54-3294 住所: 加茂郡富加町加治田135-1
お待ちしております。