縁起
観音院について
創建年代は不詳だが、室町期かそれ以前に開かれた寺とみられ、かつては天台寺院であった。 後に、織田信長が立政寺で足利義昭を迎えたとき接待役をした一灯恵林が開基として、立政寺末となり、その時に浄土宗に改宗されたとおもわれる。幾多の水害にて観音院は荒廃したが、井上定次夫妻が、延宝4年(1676)再建を発願。10年の歳月をかけ貞享3年(1686)現在地に堂宇を建立。敷地・藪畑・田地8反4畝余を、同村の富農錦見長太夫に寄進された。さらに濃尾震災にて全壊するも時の住職である観淳が伽藍を再建した。
見所
大ちょうちん
千日参りの8月10日限定で十一面観音像をご開帳している。 檀信徒と地域住民手作りの大ちょうちんを掲げ、そのサイズは、高さ8m、直径4m。 圧巻の大きさで、この地方の夏の風物詩となっている。
アクセス
【車の場合】 長良川右岸堤に沿う旧穂積集落の南端に位置する。国道21号穂積大橋より下流へ1キロ。墨俣一夜城より上流へ1.5キロ電話: 058-326-3636 住所: 瑞穂市穂積278
お待ちしております。