縁起
新長谷寺について
平安時代は吉田寺という名で、清和源氏に縁があった。鎌倉時代に、弘法大師法孫護忍上人が感得した十一面観世音菩薩をまつる為、吉田寺境内に観音堂を興した。この尊像が、現在のご本尊である。時の帝後堀河天皇の眼病平癒に効験を発揮し、勅願寺となり、新長谷寺の寺号を賜った。八丁四面の吉田寺に七堂伽藍、塔頭十六ヶ寺を建立し、末寺百を数える。二度の火災に遭うも、二階堂家、山内家らの尽力により復興し、江戸時代には徳川家の庇護を蒙り栄えるが、時代の流れにより、境内地は縮小され現在に至る。
見所
国指定重要文化財
本堂・大師堂・阿弥陀堂・釋迦堂・三重塔・薬師堂・鎮守堂・客殿の八棟が国指定重要文化財である。また、御本尊十一面観世音菩薩・源義朝公守本尊厨子入阿弥陀如来立像も国指定重要文化財であるが、秘仏のため非公開。
アクセス
【車の場合】東海北陸自動車道・関ICより10分。駐車場あり。大型車7台、普通車30台可。電話: 0575-22-3464 住所: 関市長谷寺町1
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